ヌードクッションの作り方を徹底解説!手縫い・中身代用・材料費の目安【2026年版】
お気に入りのクッションカバーを見つけたのに、中に入れるヌードクッションが手元にない。使い古したクッションをふっくら復活させたいけれど、新しい中身を買うのはもったいない。そんなときは、布と針、糸があればできる手作りのヌードクッションが役立ちます。
ヌードクッションは、基本の縫い方とサイズの計算さえ押さえれば、ミシンなしでも作れます。市販の手芸用綿だけでなく、使わなくなったタオルやハギレを活用する方法、100均の洗濯ネットを中袋に利用するアイデアもあります。2026年に自宅で手作りしたい人に向けて、布の裁断、手縫いの手順、綿の詰め方、ファスナー付きカバーの作り方、材料費の考え方まで具体的に解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 基本の作り方:45cm角のヌードクッションなら、縫い代1cmを含めて47cm角の布を2枚用意する。
- 中身の代用:手芸用のポリエステル綿のほか、清潔な古タオルやハギレも活用できる。ただし、素材によって弾力や重さが変わる。
- 費用と仕上がり:手持ちの材料を使えば出費を抑えられる。ファスナー付きカバーや100均の洗濯ネットを組み合わせると、交換や再利用もしやすい。
【基本の作り方】ヌードクッションは布2枚と手縫いで完成する
ヌードクッションとは、クッションカバーの内側に入れる中身のことです。中綿を直接詰めるタイプと、中綿を布袋に入れたタイプがあります。カバーを頻繁に交換したい場合は、中身を袋状に仕立てておくと扱いやすくなります。
初めて作るなら、四角い布を2枚縫い合わせ、返し口から綿を詰める方法がおすすめです。ファスナーを付ける必要がなく、手縫いでも作業できます。
用意する材料と道具
- 表裏用の布:2枚
- 中綿:手芸用ポリエステル綿など
- 針と丈夫な縫い糸
- 布用はさみ、定規、チャコペン
- まち針または布用クリップ
- 必要に応じてアイロン、目打ち
布は、薄すぎず、伸縮性の少ない綿ブロードやシーチングなどが扱いやすい素材です。内側に使う布なので、見た目よりも縫いやすさと耐久性を優先しましょう。中綿を入れる袋には、縫い目から細かな綿が飛び出しにくい、目の詰まった生地が向いています。
ヌードクッションの作り方を7ステップで解説
サイズを決める。中に入れるカバーの寸法や、完成させたいクッションの大きさを確認します。45cm角を目標にする場合は、仕上がり寸法と縫い代を分けて考えます。
布を裁断する。仕上がり45cm角、縫い代1cmなら、47cm角の布を2枚切ります。縫い代を含めた寸法で裁断するのがポイントです。
縫い線を引く。布の裏側に、端から1cmの位置で縫い線を引きます。定規を使って直線を出すと、完成後の形が整いやすくなります。
布を中表に重ねる。2枚の表面を内側に向けて重ね、ずれないようにまち針で留めます。
3辺と残りの辺の一部を縫う。縫い線に沿って縫い、返し口として約10cmを残します。手縫いなら、本返し縫いを使うと丈夫に仕上がります。縫い始めと縫い終わりは返し縫いで補強しましょう。
表に返して綿を詰める。返し口から表に返し、角を整えてから、中綿を少しずつ均等に入れます。
返し口を閉じる。開口部の布端を内側に折り込み、コの字とじなどで縫い閉じます。縫い目が開かないよう、最後に糸をしっかり留めれば完成です。
ミシンなしでクッションを作る場合、特に意識したいのは縫い目の強度です。簡単ななみ縫いだけで済ませるより、本返し縫いや細かい半返し縫いを使うほうが、日常的に抱えたり押したりするクッションに向いています。
布端のほつれが気になる場合は、手縫いのかがり縫いで処理します。中綿が直接触れる部分は、縫い代を十分に確保し、角や返し口を丁寧に仕上げることが長持ちにつながります。

【サイズ・材料費を比較】ヌードクッションの手作りで失敗しない寸法の決め方
ヌードクッションを手作りするとき、最初につまずきやすいのがサイズです。布の裁断寸法を完成サイズと同じにすると、縫い代の分だけ小さくなってしまいます。
例えば、完成サイズを45cm角にしたい場合、上下左右にそれぞれ1cmの縫い代を取るため、布は47cm角必要です。2枚の布を縫い合わせると、各辺から1cmずつが縫い込まれ、仕上がり寸法は45cmになります。
仕上がりサイズ別・裁断寸法の早見表
| 仕上がりサイズ | 布1枚の裁断寸法 | 主な用途・注意点 |
|---|---|---|
| 30×30cm | 32×32cm | 小さな飾り用、子ども向けの小型クッションなど |
| 40×40cm | 42×42cm | 小さめのソファや椅子に合わせたい場合 |
| 45×45cm | 47×47cm | 一般的な正方形クッションの目安 |
| 50×50cm | 52×52cm | 大きめのソファ用。中綿も多めに必要 |
※上の寸法は、四辺にそれぞれ1cmの縫い代を取る場合の計算です。マチを付ける場合や、特殊な形にする場合は別途調整してください。
ヌードクッションのサイズはカバーに合わせて決める
すでにクッションカバーを持っている場合は、表示サイズだけでなく、実際の内寸やファスナーの開口部も確認しましょう。45cm角のカバーでも、生地の厚みや縫製によって中に入るクッションの大きさは変わります。
また、クッションカバーを少し小さめに仕立てると、表面に張りが出やすくなります。一方、中身とカバーの寸法がほぼ同じなら、出し入れがしやすい場合があります。ふっくらした見た目を重視するのか、取り外しやすさを優先するのかで調整してください。
ヌードクッションの材料費はいくら?
材料費は、布や中綿をすでに持っているか、新たに購入するかで大きく変わります。以下は購入点数から考える予算計画の目安であり、特定店舗の全商品の価格を集計した平均ではありません。
- ハギレと余った中綿を使う場合:追加購入は針や糸などに限られ、数百円以内に収められることがあります。
- 100均を中心に材料をそろえる場合:ネットや糸、中綿などを3〜8点購入すると、1点110円の商品を基準にした単純計算では330〜880円程度です。必要な綿の量によって追加費用が発生します。
- 布と中綿を新たに購入する場合:生地の種類、購入単位、中綿の容量によっては1,000円を超えることもあります。
- ファスナー付きカバーも作る場合:カバー用の布とファスナーの費用が加わります。
費用を抑えたいなら、最初に手持ちの布と綿の量を確認するのが得策です。新しく材料を買う場合は、完成サイズから必要な布の面積を計算し、中綿は商品パッケージに記載された使用量や容量を確認して選びましょう。
【中身をふっくら復活】クッション綿の詰め方と代用品の選び方
クッションの使い心地を左右するのは、中綿の種類と詰め方です。同じサイズの袋でも、綿を少しずつほぐして入れるか、一度に押し込むかによって、表面の滑らかさや弾力が変わります。
市販の中綿を使うときのコツ
初めて作るなら、手芸用のポリエステル綿が扱いやすい選択肢です。軽く、少量ずつ詰めやすいため、クッションの形を調整しやすい特徴があります。
綿を袋から取り出し、固まっている部分を軽くほぐします。
四隅に少量ずつ入れ、先に角の形を整えます。
中央と周囲に交互に綿を加え、片側だけが厚くならないようにします。
途中で袋全体を軽く振り、手で押して厚みと弾力を確認します。
好みのふくらみになったら、返し口を閉じます。
綿を詰めすぎると、縫い目に強い負担がかかるほか、カバーに入れにくくなる場合があります。反対に少なすぎると角がつぶれ、中央がへこみやすくなります。完成サイズと使用目的に合わせて、少しずつ量を調整してください。
クッションの中身は家にあるもので代用できる?
クッションの中身は、必ずしも新品の手芸用綿でなければならないわけではありません。清潔な古タオルや使わなくなったTシャツ、ハギレなども、用途を選べば詰め物として活用できます。
- 古タオル:折り重ねて使うと厚みを出しやすい一方、綿より重く、硬めの感触になりやすい素材です。
- 古いTシャツや布:細かく切らずに折りたたんで入れると、詰め物の偏りを調整しやすくなります。ただし、布の塊ができると表面がでこぼこしやすくなります。
- 余った手芸用綿:少量ずつ混ぜながら使うと、へたった部分のボリュームを補いやすくなります。
- 古いクッションの中綿:状態が良く、清潔に再利用できるものなら、新しい綿と混ぜて活用する方法もあります。
再利用する布類は、洗濯して完全に乾燥させてから使いましょう。湿気が残ったまま詰めると、においやカビの原因になるおそれがあります。汚れ、強いにおい、カビがある素材は避けてください。
また、タオルや布を大量に詰める方法は、座布団や硬めのクッションには応用できますが、柔らかく軽いクッションを作りたい場合には向かないことがあります。中身の代用は、節約できるかどうかだけでなく、重さ、弾力、触り心地で判断するのがポイントです。
へたったクッションを復活させるには?
中身がつぶれたクッションは、原因によって対処法が異なります。綿が偏っているだけなら、カバーを外して全体を軽くほぐし、薄い部分に綿を補充する方法があります。中綿そのものが劣化して弾力を失っている場合は、古い綿を取り出して状態を確認し、新しい綿に交換するほうが仕上がりを整えやすくなります。
ソファ用など、体重をかけるクッションにタオルやハギレを使う場合は、沈み込みすぎないか、重くなりすぎないかも確認してください。長時間座る用途では、柔らかい綿だけでなく、用途に合ったウレタン素材などを検討する選択肢もあります。

【カバーも手作り】ファスナー付きクッションカバーの作り方
ヌードクッションを作ったら、カバーも手作りすると、好きな布や色でインテリアを統一できます。特にファスナー付きなら、中身を取り出してカバーだけ洗濯したい場合に便利です。
ファスナー付けは少し工程が増えますが、直線縫いが中心なので、基本の縫製に慣れたら挑戦できます。
ファスナー付きカバーに必要な材料
- カバー用の布:表面用と裏面用
- クッションに合わせた長さのファスナー
- 針、糸、布用はさみ、定規
- まち針または布用クリップ
- 必要に応じてアイロン、伸び止めテープ
45cm角のカバーを作る場合、仕上がり45cm角を基準にするなら、基本の裁断寸法は表裏とも47cm角です。ただし、ファスナーを付ける部分は縫い方によって縫い代の取り方が変わるため、ファスナーの仕様に合わせて調整してください。
ファスナー付きカバーの基本手順
布を裁断する。クッションの仕上がり寸法を基準に、縫い代を含めて裁断します。柄合わせが必要な布は、裁断前に柄の位置も確認します。
ファスナーを付ける辺を決める。布の裏側に縫い線を付けます。薄手の布や伸びやすい布は、ファスナー部分に伸び止めテープを貼ると形を整えやすくなります。
ファスナーを縫い付ける。布端とファスナーテープの位置を合わせ、ずれないように仮留めして縫います。ミシンの場合は、ファスナー押さえを使うと縫いやすくなります。
残りの辺を縫い合わせる。表布と裏布を中表に重ね、縫い代1cmを目安に縫います。ファスナーを少し開けておくと、完成後に表へ返しやすくなります。
表に返して形を整える。角を整え、ファスナーの開閉を確認します。ヌードクッションを入れて、サイズと張り具合をチェックしましょう。
アトリエのハンドメイドレシピに掲載されている「水玉のクッションの作り方」でも、クッションの寸法に縫い代を加えた布の裁断や、ファスナーを付ける部分の伸び止めテープなどが紹介されています。ファスナー周辺は布が引っ張られやすいため、初めて作る場合も下準備を省かないことが大切です。
ファスナー付きカバーは、洗濯や中身の交換をしやすい反面、ファスナーの取り付けに手間がかかります。初めての1個はファスナーなしで作り、2個目からファスナー付きに挑戦する方法もあります。
【100均・ハギレを活用】洗濯ネットを使った簡単クッションの作り方
手芸用の布や中綿をすべて買いそろえなくても、身近な材料を活用してクッションを作れます。特に、余った布を縫い合わせる方法や、洗濯ネットを中袋として使う方法は、材料を無駄にしたくない人に向いています。
100均の洗濯ネットをクッションの中袋にする方法
洗濯ネットは、細かな中綿やハギレをまとめる袋として活用できる場合があります。布で袋を一から縫う手間を減らせるのが利点ですが、ネットのサイズ、形、ファスナーの位置、縫い目の強度を確認する必要があります。
適切なサイズのネットを選ぶ。作りたいクッションの大きさに合わせ、ネットを平置きしたときの寸法と形を確認します。
中に入れる素材を用意する。ポリエステル綿や、洗濯・乾燥済みのハギレなどを準備します。
中身を均等に入れる。角から少しずつ詰め、中央だけが厚くならないように調整します。
開口部を固定する。ファスナーや開口部が使用中に開かないよう確認します。必要に応じて補強し、詰め物が外へ出ないようにします。
外側にカバーを付ける。好みの布でカバーを作り、ネットの中袋を入れて形を整えます。
暮らしニスタの「100均洗濯ネット使用!中身もカバーもハギレいっぱいの手作りクッション」では、37.5×50cmの洗濯ネットを使い、正方形になるように折って印を付け、ミシンで縫う作例が紹介されています。既製品のネットをそのまま使うだけでなく、形を調整する工夫が参考になります。
一方、100均の洗濯ネットならどれでも使えるわけではありません。ダイソー公式通販に掲載されている110円の円柱型クッション用洗濯ネットの例では、商品サイズは15×21×15cmです。45cm角のクッション用中袋を作りたい場合には小さすぎるため、商品名だけで選ばず、実際の寸法を確認しましょう。
また、洗濯ネットは本来、洗濯物を入れるための製品です。クッション用の中袋に転用する場合は、縫い目やファスナーの耐久性を確認し、強く引っ張ったり、過剰に綿を詰めたりしないようにしてください。
ハギレで作るクッションはパッチワーク風にもできる
小さな布が余っているなら、複数のハギレをつなぎ合わせてクッションカバーを作る方法もあります。色や柄を組み合わせると、既製品にはないデザインに仕上げられます。
ハギレを使うときは、最初に必要な仕上がり寸法を決め、布をつなぎ合わせた後の大きさが足りるように計算します。布を縫い合わせるたびに縫い代が必要になるため、完成サイズぎりぎりに裁断すると、全体が小さくなってしまいます。
端切れを中身に使う場合は、外側のカバー用の布とは分けて考えましょう。カバーには比較的平らで見た目の良い布を使い、中袋の中には清潔な布片を入れると、表面のでこぼこを抑えやすくなります。
参考になる作り方の情報をどう使う?
手順を見ながら作りたい場合は、複数のハンドメイド情報を参考にすると、作業のイメージがつかみやすくなります。
- アトリエのハンドメイドレシピ:布の裁断、縫い代、ファスナーの取り付けなど、型紙や工程を確認したい場合に参考になります。
- Spring hiro3のクッション作り動画:ヌードクッションとファスナー付きカバーの作り方を、映像で確認したい場合の参考資料です。
- 暮らしニスタの手作りクッション記事:100均の洗濯ネットやハギレを活用したい場合に、材料の組み合わせや形の整え方を考える手掛かりになります。
作例をそのまま再現するよりも、自分のクッションの寸法に合わせて裁断サイズを調整することが大切です。作例ごとに完成サイズや縫い代の設定は異なるため、寸法を確認してから作業を始めましょう。

【ヌードクッション作り方】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ヌードクッションはミシンなしでも作れますか?
A1:作れます。布を2枚用意し、縫い代1cmを目安に本返し縫いで縫い合わせれば、手縫いでも中袋を作れます。返し口を残して綿を詰め、最後にコの字とじで閉じる方法が基本です。
Q2:45cm角のヌードクッションを作るには、布は何cm必要ですか?
A2:完成サイズ45×45cmで、四辺にそれぞれ1cmの縫い代を取るなら、47×47cmの布を2枚用意します。布の縮みや裁断誤差を避けるため、必要に応じて少し余裕を持って準備してください。
Q3:クッションの中身はタオルや古着で代用できますか?
A3:代用できます。洗濯して完全に乾燥させたタオルや古着を使う方法があります。ただし、綿より重くなったり、布の塊で表面がでこぼこしたりすることがあるため、少量ずつ入れて形を確認しましょう。
Q4:クッションの綿をふっくら詰めるコツは何ですか?
A4:綿を軽くほぐし、角から少しずつ入れることです。中央だけに詰めず、四隅と周囲にも均等に分けると形が整います。一度に大量に押し込むと偏りやすいため、途中で全体を軽く押して厚みを確認してください。
Q5:ファスナー付きカバーは初心者でも作れますか?
A5:直線縫いに慣れていれば挑戦できます。布を裁断し、片側にファスナーを取り付けてから残りの辺を縫い合わせるのが基本です。難しければ、最初はファスナーなしの重ね合わせ式カバーから始めると作りやすくなります。
Q6:100均の洗濯ネットはどんなクッションにも使えますか?
A6:どのサイズや形でも使えるわけではありません。クッションの寸法に合うか、ネットの縫い目やファスナーが中身の重さに耐えられるかを確認してください。一般的な正方形のクッションでは、ネットの寸法が不足する場合もあります。
まとめ:ヌードクッションはサイズ・中身・縫い方の3点で失敗を防ぐ
ヌードクッションは、布を2枚裁断し、返し口を残して縫い合わせ、中綿を詰めて閉じるという基本を押さえれば、手縫いでも作れます。45cm角の完成サイズなら、縫い代1cmを含めて47cm角の布を2枚用意するのが基本です。
中身には市販のポリエステル綿だけでなく、清潔なタオルやハギレを活用する方法もあります。ただし、代用品によって重さや弾力、表面の仕上がりは変わります。ふっくらした座り心地を重視するのか、材料費を抑えるのか、手入れのしやすさを優先するのかを考えて選びましょう。
ファスナー付きカバーを作れば、中身の交換やカバーの洗濯がしやすくなります。100均の洗濯ネットや余った布を使う方法も、寸法と耐久性を確認すれば材料を有効活用できます。
【プロの結論】失敗しないために最も大切なのは、縫い始める前に完成サイズと縫い代を計算し、中身の素材と用途を決めておくことです。まずは手持ちの布で小さなクッションを1つ作り、綿の量や縫い目の強度を確かめてから、ソファ用などの大きなサイズに挑戦すると、無駄な材料費を抑えながら自分好みのクッションに仕上げられます。 (出典: ヌード クッション 作り方(Yahoo!ニュース))